性行為以外でうつる性病の感染経路とは

若い世代
性病の感染経路は、セックスだけではありません。近年若い世代を中心に性病の感染者が急増していますが、その背景にはそういった部分への認識の甘さが垣間見えます。
場合によってはセックスを一度も経験したことがないにも関わらず、性病を患ってしまうことがあるので軽視できません。
また正しい感染経路を把握していないことで、知らない間に自分自身が他の人に感染させてしまうリスクもあるでしょう。自分のためにも他人のためにも、今一度セックス以外での性病の感染経路を把握しておくことが大切と言えます。
それでは現実に一体どのような感染経路があるのかと言いますと、代表的なのはオーラルセックスによる感染です。特に多いのはフェラチオによる感染ですが、女性器の方から口へうつることも決して珍しくはありません。
自覚症状が少ないクラミジアなどは、性器を舐めたりすることで口先から喉の方へと感染していきます。

そしてオーラルセックスによってうつってきた性病は、キスでもうつってしまう可能性があるので危険です。唇と唇の比較的乾いたところでのキスならリスクは低いのですが、常に湿っている舌同士を絡ませるようなキスだと要注意となります。
唾液の中に含まれる菌が多ければ多いほど感染しやすくなるため、感染が疑われる間は情熱的なキスは避けましょう。合わせて缶ジュースやペットボトルの回し飲みにも、十分な警戒が必要です。回し飲みからも、他人の唾液は口に入ります。
トイレやお風呂から感染することもあります。ヘルペスや梅毒、クラミジアなどの感染菌は、湿ったところでは非常に長い間生存していられる特徴があります。使い慣れていないところのトイレやお風呂を利用する際には、尚更危機感を持った方がいいでしょう。
タオルも、濡れたままで放置しておくと良くありません。性病に感染した人が性器を拭いたバスタオルなどは、そのまま使用することで新たな感染経路となる可能性があります。こちらは感染率自体は極めて低いので、そこまで神経質にならなくても構いません。
ただし同じタオルを共有するときには、気を付けておいた方がいいでしょう。

セックスの時はコンドームを付けて予防しよう

以上のように、性病の感染経路にはセックス以外にも沢山のものがあると分かります。とはいえやはり一番の感染経路となるとセックスそのものなわけですから、ここで性病の予防をするのが第一と言えるでしょう。
それに欠かせないのが、コンドームの存在です。コンドームは男性が着用するイメージが強いですが、女性用のものもありお互いに用意しておくに越したことはありません。
性器を覆うことで清潔さを保てますし、直に性器同士を触れさせないことで性病を予防できるようになります。コンドームの役割は避妊だけではありませんので、しっかりと覚えておきましょう。
もちろんオーラルセックスからの感染も、これで予防ができるようになります。コンドームはゴムですので、その上から舐めるのに抵抗がある人もいるでしょう。
あまり気持ち良くないからという理由で、そうしたオーラルセックスを拒む人もいます。ですが万全の状態でセックスを楽しむには、前戯の間からコンドームをするのだという認識を持っておくと安心です。

その上で、コンドームをしていても性病になることがあるのも忘れてはいけません。前述の感染経路全てをケアするのは大変ですが、事前知識があるだけで心掛けておけることも沢山あるでしょう。
性病になったことがある人の中には、症状がほとんど出ずいつの間にか感染していたという体験をした人も珍しくありません。少しでも性器に変化を感じた際には、セックスを我慢して病院へ行くのも大切です。
こういったことは、性欲が旺盛な若い世代に限ったことではありません。セックスの経験が豊富な人もそうでない人も、改めてコンドームの大切さを知っておくべきです。
コンドームをしていても性病に感染することはありますが、日頃のセックスから予防意識を持つことで、別の感染経路を根絶する要因になります。正しい知識を身に付けて、性病とは無縁の生活を送りましょう。